HSPに断捨離を勧める理由
散らかっていたり物が多いと視覚情報が増えるので、HSPの私はそれをストレスに感じてしまいます。過ごしやすい環境をつくるために服の断捨離(私服の制服化)から始めて、今では生活面での負担がかなり改善されました。
【ポイント】物が増えやすい場所を把握する
どこの家でも共通して、物が増えやすい場所というのがあります。
・キッチン
・リビングやダイニング
・クローゼット
日常で使う際にストレスを感じているならば、断捨離をするタイミングです。
【ポイント】物を全出しする
収納を増やすことは、その場しのぎの問題解決をし続ける事になってしまいます。備え付けの収納に収まる範囲内を目標として、自分にとっての必要最低限な物量を見つけていきましょう。
【ポイント】捨てることから学ぶ
以前の私は「もったいない」と思って、手放せない物が多くありました。
物を買うこと=それを買う為の労働時間+捨てる時の費用 であることを手放しながら、学んでいきましょう。時に、痛みをともなう学びは、同じ事を繰り返さないために必要です。
キッチンを断捨離する手順
- 期限切れのものを手放す
- あきらかに1年以上使っていないものを手放す
- 必要なものを明確にする
段ボール箱にキッチンのものを全て出し、絶対に必要なものだけを取り出します。私は1ヶ月間に無くても調理できる物(他の器具で代用ができる、他の味付けでも美味しく食べられる、など)は手放しました。 - サイズダウンする(必要なものでも1か月で使いきれない物)
- 収納を手放し、なるべく備え付けの収納のみにする
- 定期的に使っていないものを手放す
全出しをした辺りから、キッチンがかなり使いやすくなったと感じました。普段よく使う場所であるからこそ、無理や我慢をせず生活の質がよくなったことに気づきました。
キッチンを断捨離して良かった事
買い物の時間が減る
そもそも買う物が減るので、必然的に買い物の時間も短くなりました。買い物は疲れを感じやすい家事のひとつだったので、自分が無理しない範囲に留めておけるようになりました。
調理が楽になる
使う調味料が取り出しやすいので、調理中のストレスが減りました。いつでも凝った料理をしたい人であれば別かもしれませんが、私の場合は“凝った料理を作りたい“というより“美味しいものが食べたい“だけでした。
掃除の時間が減る
キッチンは汚れやすい場所であり、細々した物が増えやすい場所でもあります。以前は、突っ張り棒や金網で収納を増やしていましたが、かなり掃除がしづらいと感じていました。調味料や調理器具が減ることで収納を増やす必要もなくなり、掃除しやすく汚れにくいキッチンになりました。
タスクを減らせる
日用品などの在庫管理は、気づかないうちに私の頭の容量を使ってしまっていました。管理する物が減ると容量に空きができて、やりたい事を実行する力を温存しておけるようになりました。
我が家の例
2022年4月時点
【残したもの】
常温保存
・オリーブオイル
・醤油
・中濃ソース
・オイスターソース
・粉チーズ
・藻塩
・コショウ
・メープルシロップ
・片栗粉
冷蔵保存
・バター
・ケチャップ
・マヨネーズ
・味噌
・にんにく
・生姜
・ごまポン酢
メープルは砂糖の代わりに使っています。使い切れない粉末出汁は止めて、食材とメープルでコクを出すようにしました。
ワサビは手放しましたが、お刺身は頻繁に食べます。なので、購入時に必要な分だけ小分けのワサビを持ち帰ります。もしワサビを忘れた場合には、生姜またはニンニクで食べます。
春が旬のカツオは、生姜よりニンニクの方が臭みが気にならず美味しく食べられます。
2022年6月時点
【残したもの】
常温保存
・オリーブオイル
・醤油
・藻塩
・塩コショウ
・メープルシロップ
・片栗粉
冷蔵保存
・ケチャップ
・マヨネーズ
・味噌
・生姜
・ごまポン酢
【手放したもの】
・粉チーズ→期限切れで手放しました。次からは買わないようにします。
・バター→使い切り。使用頻度が低いので買い足さずに様子を見ます。
・中濃ソース→使い切り。
・オイスターソース→使い切り。
・コチュジャン→ほぼ使わないので手放しました。
・ニンニク→期限切れで手放しました。しばらく買い足さずに様子を見ます。購入する時もサイズが小さいものを検討しています。
【増やしたもの】
・ポン酢(300ml)→季節的にサッパリしたのが食べたかったので、一番サイズの小さいものを追加しました。
・ワサビ(33g)→一度手放しましたがワサビが好きなので、魚にも肉にも様々な面で使うことにしました。
【現時点のキッチン】
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