《ゆるミニマリスト》HSPを活かして服の断捨離&私服の制服化

環境づくり
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服が多すぎ=情報過多になっていないか?

1日に判断できる回数には限りがあると言われています。判断というのは「今日はなに食べよう?」「後でこれをするから、先に○○をやっておこう」などの些細なものが多くを占めています。
人は判断する回数が増えてくると、現状維持を選ぶ傾向が強くなるそうです。また、モヤモヤ悩んだりしている間にも判断力は消費されています。
悩みやすいHSPの人にとっては、1日の判断力をなるべく使いすぎないことが、心の余力を残す一つの方法です。
しかし実際には、散らかった部屋が自己肯定感を下げて、より物を溜め込みやすい習慣へと変えていってしまいます。少しずつ何を重視して、どれくらい所有するかを見つけていきましょう。

【断捨離のメリット】クローゼットだけじゃなく頭もスッキリ

判断を減らせるので、やりたい事に集中できる or 何がやりたいか考える余裕がつくれるようになります。
買い物に出掛けた際にも、自分が持っているものを把握しておけるので似たようなデザインや色、好みが偏ったものを買ってしまうのを防ぐことができます。試着のときにも困りません。
もし買うとしてもどういったものが欲しいのか、明確にあるので中途半端に妥協して選ぶことが少なくなります。
HSPの特徴は「人との境界線が曖昧」です。自分が欲しいものなのか、誰かから影響を受けたものなのか、ハッキリするのに時間が掛かってしまいます。そのときは必要だと思ったけど、暫くしたらあまり着なくなってしまった服や使わなくなってしまったアイテムはないでしょうか?

HSPの五感を活かして、服を断捨離

まずは、判断基準をつくる

HSPは五感が鋭いので、”こういう服は不快”というのを見つけやすい特徴があります。普段の自分を思い出して、こういう服を着たときにイライラしてたな…というのをリストアップしてみましょう。

私の判断リスト(実例)

残す服の基準
■これから先2年間のスケジュールで、分かる範囲書き出してみる
普段の生活+イレギュラー(非日常)も考慮して服は残しておきたかったので、分かる範囲のスケジュールを拾い出してみました。
現在はコロナの影響でしていませんが、年1~2度の帰省するので服を減らしすぎると着るものがなくなってしまいます(荷物を事前に送るため、旅行中に着る服+旅行までに着る服を確保しておく必要がある)。

■冠婚葬祭用の服や靴、カバンなどは残しておく
毎度買ったり、レンタルするのは疲れるので残しておきます。

■着心地 動きやすさ、肌触りなど
・肩周りが動かしやすく、腰周りは冷えないもの
・座ったときに首元が詰まった感じがするものはイヤ
・上記の点もふまえて、8時間以上着ても不快感がないもの(在宅ワークなので)
・日中に軽いヨガなどの運動をするので、上下が分かれたもの
・掃除をしたい時にすぐできる格好(ロング丈ばかりだと掃除しづらい)
・ガサガサうるさいスカートはイヤ

■すぐに劣化しないか(管理のしやすさ)
毛玉が出来やすいもの、日焼けなどの色落ちがしやすいもの、肌触りが悪くなりやすいものはイヤ

■人と出掛けるときは気分が上がる服を着たい
部屋着としては着ないけど、友達や恋人と出掛けるときに自己肯定感MAXで出掛けたい

■髪色がよく変わるので、変えても着られそうな服
原色は髪色によって合わなくなるので少なめに。最近はワントーンコーデがお気に入り

手放す基準
■ダメージのあるもの
私は「部屋着+そのまま外に出れる」というのを重視しているので、外に出れない服は手放すことにしました。また、メンテナンスが行き届いていない服があるという事は、必要以上の数を持ちすぎてることなのかな?とも思いました。

■着てみてピンと来なかった服、今シーズンの服だけど着ないもの
すぐ手放すか、来シーズンまで考えて手放します。1つの箱にまとめておき、手放す期日を書いておきます。

■必要だけど、別シーズン
夏、冬しか着れないものはそのシーズンまで待ってから、買い換えるか使うかを決める。

私服を制服化してみる

断捨離が終わったら、今シーズンに着る服を決めてしまいましょう。不要な買い物を控えて、物が増えない習慣づくりをしていきます。

①雑誌やSNSで気になる服装を探す
手帳にスケッチしたり、写真やスクリーンショットで保存しておきます。

②手持ちの服をリストアップ
出先でも持ってる服が分かるようにリストを作っておきましょう。私は「JUSCLO」というアプリで管理しています。

③手持ちの服から今シーズン着る服を決める
服の量が多いと結構悩みます。判断リストを元に断捨離をしていきましょう。

④大まかにコーデを決める
買い替え、買い足したいものがあれば簡単にメモしておく。

⑤買い物リストを作る
どんな服が欲しいか、どの店を見るかを調べて買い物リストを作ります。このとき試着せず通販のみで購入することはなるべく避けてください。HSPは体の感覚が鋭いので似合うかどうかだけでなく、感覚に合う合わないも選択基準に入れておくと良いです。

⑥追加した服もリストアップ

⑦1シーズン分のコーデを決める

服選び、コーディネートに使った情報(実例)

「顔診断」と「骨格診断」をやっておくと服選びしやすい。ネットで出来るので楽チン。男性用の顔診断、骨格診断もあります。

私は

  • 顔診断→子供っぽく、曲線的
  • 骨格診断→骨格ウェーブ(Aラインや女性っぽい格好が似合う、腰位置が低いのでハイウエストが◎)
  • 身長→152cmなので平均より低く、服の丈がロングになりがち

好みはかっこいい系なのですが、「クールな印象を与える色×可愛い」か「カジュアル×可愛い」でないと似合わないですね。あと柄物も好きです。スポーティーな格好やクールな格好は憧れるけど、自分が着るとコレジャナイ感がすさまじい。

服以外のアイテム
■ノーアクセサリー
アクセサリーは首や頭が重く感じるので、基本的には付けたくないです。雑誌などで見かけるコーデはだいたい付けてるので、帽子やヘアバンドを代わりにしたりします。普段メガネなので、ヘアバンドはゆるっゆるのやつしか買わない。付けたくない時は何も付けない。

■靴
低身長なのでヒールを履いたほうが綺麗に見えるけど、足の横幅が広く(偏平足)、ひどいO脚でなので歩きやすいほうがいい。ヒールのメンテナンスをするために、お店に持っていくのが面倒くさい。高さのある靴はブーツにして、夏場はサンダル。オールシーズンに対応するスニーカーで事足りている。ヒールの靴を持つとしても、メンテナンスに持っていくのが面倒にならない1~2足程度。

■カバン
忘れ物をしたくないので、荷物を入れっぱなしにしており結果だいたい同じカバンしか使わなくなる。

春服のアイテム数

  • トップス 5着
  • ボトムス 7着
  • ワンピース3着
  • アウター 3着
  • 帽子1つ
  • ベルト6つ
  • 靴2足
  • カバン1つ

私は目的別にコーデをつくりました。「運動できる格好+ボトムスだけ履き替えればお出掛けできる」「部屋着(運動しない日)+そのままお出掛け」「テンション上がる服(NOT部屋着)」

まとめ

最初から○着まで絞るぞ!と決めてしまわずに、①今シーズン着る服②他のシーズンで着るかもしれない服③ダメージがある服に分けて、まずはダメージがある服だけを手放してみましょう。張り切りすぎてしまうHSPは、最初から完璧を目指しすぎてしまいます。すぐに完璧を目指さず、スモールステップで自分にとって本当に必要な服の数を見つけていきましょう。

続編→

《服の断捨離方法》夏服の制服化レポート
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